半獣半人ってつおい?


何回か似たようなネタをやった気もするけど、まぁ復習をかねてって
ことで勘弁してください。

さてさて、神話や伝説に出てくる半獣半人とか亜人種って
世界にどのくらいいるのか考えてみるとぞっとする。

ネコ娘とか半魚人とかリザードマン、エルフやドワーフとかの亜人種
天子や悪魔なんかも定義しだいではそうだし、あとケンタウロスとか
人魚なんかもそうだよなぁ。タンガヌ・マヌなんてのもあったか?
(ライカンスロープや吸血鬼、ゾアノイドもその類かも)

とりあえずそういうのは。古代の人たちが「ああ動物ってすげぇなぁ、
俺らもあの力をてにいれてぇなぁ」と思って生み出した存在である
可能性はかなり高いのではないだろうか?

イースター島のタンガタ・マヌなんかその典型じゃないだろうか。

イースター島って絶海の孤島で、その土地の人間による環境破壊の結果
食物とかがまともに取れない島になったのだ。
モアイ乱造やら戦争による環境破壊で木がなくなってしまい、十分な
生態系がなくなってしまった。18世紀にイースター島が「発見」された
ときには一時は2万の単位でいた島民が数千人にまで減ってしまっていた。
その後人狩りやら天然痘やらで最終的に島民は100人にまで減ったという

タンガタ・マヌは鳥人の一種で、そんな悲惨な状況にあって
「あぁ…俺ら鳥だったらなぁ…」
という切実な思いから生まれた存在なのかも知れない。

そんなわけで人間の想像力ってのはそういう存在を生み出してきたわけ
だが、私はひとつある疑問を覚えたのだ。
本当にその力を手に入れて有利かそれ?

例えばリザードマンを例にとって考えてみよう。
リザードマンそのものは可能性としてはかなりありえたのではないか?
ヴェラキラプトルのような恐竜みたいな爬虫類から進化した生物として。

で、このリザードマン、人間と比べて強いかって言うと…まぁ微妙だ。
死ぬまで成長するなら身長とかはでかいだろうなぁ。でも死ぬまで
成長するということは寝たきり老人とかになったら大変だぞ

知性の方はどうだろ、同じくらいある可能性は…ないわけじゃないけど
卵から孵したときすさまじく未熟児として生まれてくる。
人間だってそうなんだけどね。他の生物に比べりゃ未熟児もいいところ。
でもそうしないと知性が十分に獲得できない…。

まぁただリザードマンと便宜的に書いたが、恐竜に近いかもしれないとすると
壁を這ったりはしないので比較的付き合いやすそうではある。
ただ体温は変温の可能性もあるので一緒に山登りに行くときには要注意だ
(恐竜恒温説はやや下火になってるようなので可能性としてはややありそう)

こんな感じだ。
「くそ、俺たち雪山に取り残されちまった…どうするよ」
「そうだ、服を脱いで抱き合ってその上に服を重ねれば…」
「おいおいおい、そんなことしなくても冬眠すれ」「できるかぁ!
「しかし困ったな、俺体温低いからあったまんねぇぞ」「それも困る

皮膚が硬いっていっても、鈍器相手だと不利だし恒温動物よりすばやく
動けないし…なんか不利多いぞリザードマン。

あと現実には腕や足、翼など合わせて6本ある大型生物っていないと思うのだが、
何でかなぁって考えると、手足の消費するエネルギーも馬鹿にならんので
そんだけ寿命が縮むからじゃないだろうか?
つまり多くの幻想上の動物の寿命は短いっつーことになる。
ケンタウロスなんかも手足六本なので長生きは難しいだろう。

人魚なんかもうね、いやまぁ下半身イルカだったりしたらまだしも…
だいたい呼吸のときにいちいち浮かばないといけないし、水中の酸素だけでは
十分な知的活動できる量の酸素ないし…
出産だってどっかの島つかわないと無理だろうなぁ多分。

亜人種ってのはまだ可能性あるような気がする。
デザイナーズチャイルドの究極が亜人種ってことだろうから。
しかし、亜人種作るのは(倫理的な問題はともかく)大体において
あっちを立てればこっちが立たずだからなかなか難しいと思うのだが。

たとえば筋力なんかむやみに上げるだろ?あごの筋肉まで肥大化→知性減
寿命を延ばすためにいろいろする→活動性低下。
エルフにしろドワーフにしろ問題ありそうだ。

となるとおそらく、デザイナーズチャイルド作るとしたら本当に
細かい調整しまくることになりそうで、でそれ逆に考えるとちょっとなんか
あったらすぐにおじゃんになるような危うい存在になりかねない気もする。

何かの力を得るってことは、何かを失うって事なのかもしれないね。

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